アラサー女×聴覚障害×お金時々趣味たまに仕事

毎日好きなことをして生きるための備忘録

聴覚障害者と公共機関と電話

先日は病院という世界での聴覚障害者からみた世界を記載しました。それ以外の場所だとどうなのか?を改めて考えてみました。

電車やバス
→普段は車なのですが、行き先によってはのります。電車は降りる場所が決まってるし、だいたいいつも同じ駅で降りるのであまり問題がないかな。旅行先、普段降りない駅を使うときは事前に何分に着くのかをメモしたり、電子掲示板をみてます。ただ電子掲示板はついてない電車や混んでると人の頭で見えなかったりします…。
バスは電車より難易度が高いです。バス会社によっては電子掲示板に表示される停留所の名前が、次に止まる所なのか?、バス料金がかわるところなのか?がわからない。京都市内のバスは次に止まる停留所の名前だったのでわかりやすかった。バスは電車よりもなんか苦手ですね。電車みたいに絶対に止まらないからかなぁ…。
一番公共機関で困るのは、有事の時の放送。急に止まって、放送が流れてるってのは分かるんですよ。ただ何を言ってるのかはわからない。すぐ動くのか、かなりとまるのか?電子掲示板がある電車なら、放送の内容を流してくれればいいのにって思います。普段はまぁすぐ動くでしょーと(信号待ちだったりでたいしたことがない事が多い)呑気なのですが、あまりにも長く止まる場合には周りの人に聞いて情報を得てます。


次に電話。
家で、なら電話が出来ます。ただしどこかにお問い合わせとかそういった話すことが決まってるパターンに限ります。友達と世間話の電話とかはほとんど無理です。どんな話をするのか?と全く予測が出来ないので聞き返しまくったり聞き間違えまくったりして話が進みません(笑)家族でも電話はほとんどしません。となるとやはり唇が見える事が重要なんだなぁとつくづく思います。ラインにテレビ電話が出たときは試してみましたが、うーん、て感じでした。確かに顔が見えるんですが、処理が追いつかないのか唇の動きが音と合っていない…。手話をメインにコミュニケーションをする難聴者はテレビ電話で手話を通して会話してたのを見たときは、こういう使い方してるんだ!とびっくりしました。

お問い合わせの電話で、聞き取れない場合は耳が聞こえづらいのでと大きくゆっくりはっきり話して下さい、とお願いすればたいてい対応してもらえますが、たまに対応してもらえないとイライラしてしまいますね…。苦笑

家にいる時に電話出来るならいいじゃんって思うかもですが、平日にしか問い合わせ対応してない所は有休とったときや連休のときにしかかけられません…。会社のトイレとかで試したのですが、やはりわずかながらに騒音がして聞こえない。今はメールやラインでの問い合わせもできる所があり、それはとても助かるので今後もっと増えてほしいなと切に思ってます。あと電話で苦手なのは自動音声対応。「〜の用件は1を押して下さい」みたいなやつ。あれも聞き取りづらくて何回も何回もかけ直したことがあります。自動音声ももう少し抑揚をつけてほしい。もしくは、だいたいホームページをみてから電話するので、ホームページに1は○○、とか書いときゃいいのにって思います。今度お客様の声で依頼してみようかな。

おわり