アラサー女×聴覚障害×お金時々趣味たまに仕事

毎日好きなことをして生きるための備忘録

私は貝になりたい

こんにちは、仕事ネタです。

私はコミュニケーション障害とも呼ばれる聴覚障害者なのですが、ほぼ健聴者しかいない会社で働いています。聴覚障害手帳もあるものの、補聴器をしていればそこそこ聞こえるので一般的(?)なコミュニケーションである口頭でコミュニケーションを行っています。

5名程のチームミーティングで、進捗報告をしたときに自分の報告をしているときの質疑は当然耳に集中(オン)します。自分以外が報告してても自分のタスクに影響しそうなのものはまあまあ集中します(事前にどの人がどんなタスクをしているか、を把握する必要はありますが)。そうでないときはオフモードになります。聞かないってことはないけど、聞こえるけど音として形にはなっていないという印象です。オフモードにするのは、オンにしていると疲れてしまうためです。

オフモードのときに、AさんとBさんが私のタスクの話をしていたようで、後から言われて「え!?」ってなることがあります。が、そんなの(面と向かって)頼まれていないしメールとかに残っていないのでそんなこといわれても、っとなることがあります。
それが嫌なので、自分のタスクを話すときにこういうことやりました、今週はこういうことをやります!と明言しているのに。違うタスクを振りたいときにはそのときに言ってくれ!となりました。

が、仕事なのに常にオンじゃない私が悪いのでは?とも思ってしまう。

うーん。


結局、上記の件は、タスクを振るならメールなり、ミーティングで私が話したときに言ってくださいとお願いしましたが・・・。
AさんとBさんは私が聞いているだろう察してくれるだろうと思って、普段の声の大きさ(=私には聞きづらい大きさ)で話されても聞こえるわけが無いよ・・・。
ちょっといらいら~~な記事でした。といろいろ言うのって疲れるので、もう指示待ち人間になりたい、黙っていたいって思いたい。だから貝になりたい(発想とぶ?)。

 

恐らくこのブログを読まれている方もほとんどは、仕事で「口頭」でのコミュニケーションが主だと思います。メールであったりドキュメントでコミュニケーションをとることもあるでしょうが・・・。でも、口頭が一般的なコミュニケーションになったのって口頭が早く情報が伝わるから選ばれているだけなんだと思う。あとはその口頭というツールを多くの人が使えるから、かな?もし文字でのコミュニケーションが口頭よりも早く伝えられたらもしかしたら文字だったのかも?

 

自分も気づかなかったのですが、以下のTEDで音(口頭)は社会的通貨と表現してて、「!」と思いました。確かに私はその通貨を得るために補聴器購入とか時々筆談しているわ・・・。「口頭でコミュニケーション」する世界に入るためには、補聴器や聞き取りの訓練、発音の訓練、・・・という学習を行う必要があって、私はそれを受けることが出来たから参加する事が出来ている。でもきっとそこで頓挫した人はその世界に入れないか、入っても人一倍より苦労して潰れちゃう。まぁ、だからじゃあどうするん?って話なんですけどね

ted-nhk.com

 

にほんブログ村 病気ブログ 難聴・聴覚障害へ
にほんブログ村