アラサー女×聴覚障害×お金時々趣味たまに仕事

毎日好きなことをして生きるための備忘録

【聴覚障害】補聴器の手入れをしました

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私の耳の一部
補聴器の管の部分(写真で赤色矢印でさしている箇所)。ビニールなので使っていくうちに硬くなってしまうので、時々交換をしています。今回も硬くなっていたので交換を自分でやったのですが、ハウリングがするように(自分では気づかないハウリングなのですが周りからハウリングしているよ、と指摘されました)。。。
この管の長さが合わないとうまくイヤーモールド(※1)が耳の中に入らなくて音がもれてそれをまた補聴器が音を拾って・・・・いわゆるハウリングが起こります(カラオケでマイクの音量が大きいとキーンとすることがありますが、あれと同じ現象です)。
※1 写真で透明でキラキラした部分がそれにあたります
 
管の長さを調整しても、ハウリングがおさまらなかったのでいきつけの補聴器屋さんへ。管の取替えをしてもまだハウリングしていたので、イヤーモールドを大きくしてもらい、やっとおさまりました。イヤーモールドを大きくする方法は聞いていないけど恐らく樹脂をつけてかためるんじゃないかと推測。。。
それでもまたハウリングするようであれば、イヤーモールドを作ったほうが良いとの事。「耳の中の大きさ」て意識しないけど、やはり大きくなったり小さくなったりするみたいですねぇ。
 
ちなみに、補聴器屋さんとイヤーモールドが小さくなった理由って何ですかねぇ?って雑談したときに、痩せた?と言われたんですね。痩せる→筋肉もしくは脂肪が落ちる→耳の中も落ちる→耳の中に隙間が出来る、って事でしょうか・・・?笑 ちなみに体重は増減していません。
 
イヤーモールドを作るのは確か保障か何かで無償だったはず。
補聴器関係でかかるお金は、補聴器本体と補聴器の電池でしょうか。補聴器本体はいくらかは市の補助がありますが、それでもいくらかは自己負担です。電池はいくらあっても困ることは無いので、セール(?)しているときにまとめ買いしています。
 
今つけている補聴器は、1個198,000円であり、両耳につけているため×2なので396,000円。市の補助金が1割だったので356,4000円払った形に。なかなか高い買い物ですが、これがないと生活に支障ありまくりなのでケチな私でもそこは気にしないですねぇ。障害が軽度だと補聴器も安くはなりますが、私は重度なのでこれくらいになります。また、補聴器は買ってはい、終わりではなく、自分の聴力レベルに合わせて調整もしてもらうのでちゃんとそういう専門家がいる所でちゃんと購入したい。まだ今の補聴器が購入して2年くらいだし音もまぁまぁ聞こえるからしばらくは購入しないかな?(+補助金を受けるには5年あけるとか制約があったはずだしね)
 
 

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【現状把握】普段の生活費について

<基本生活>
・光熱費+水道:2LDK2人暮らしなので1万5千円に収まるといいなぁ、と思っているがまだ引越しをしたばかりで請求がきていないため実質は不明。
・食費:
 ・月によってバラツキが激しいが、2人分で3~4万円
 →朝晩の食費、お酒といった嗜好品含む。昼のみ社員食堂で給料天引きで1ヶ月3千円くらいかかっているが会社の福利厚生で実質1000円程のみかかっている。
 →外食をすると上記に+1~2万円。でもほぼしない。するとしても油そば(650円)くらい。恐らく一生一軒しか外食が出来ない、といわれたらこの油そば屋を選ぶと思う。
 →食材は国産とか野菜を買ったりとこだわりたいので高くつくかなぁ?
・消耗品:
 月によってばらつくのと、食料品と一緒に買うことが多いため把握していない。なので、区別して記録してみようと思う。
・家賃:
 車通勤なので駅から歩いて20分の家。駐車場代など諸々込みで7万程。彼氏の会社から家賃補助が1万5千円あるのでありがたや。

<自己紹介追記>聴覚障害のこと

自己紹介にも聴覚障害の事を記載しましたが追記です。

 

生まれ、育ちは以下です。 

保育園+聾学校の掛け持ち
小学校・中学校・高校はいわゆる普通の学校に行きました(インテグレート)。
特別教室にも行かず、30~40人在籍するクラスに混じってました。
教科書通り・板書通りにやればOKだったので(後の大学時代に比べれば)そんなに勉強でつまづきませんでした。
大学・大学院、もいわゆる普通の(r
学生時代の授業で一番苦労したのはダントツで大学です。
ボソボソ喋る&マイクを使う(音がこもって逆に聞こえない)&レジュメのどこをみている?&話の流れがわからん
の4重苦を味わいました。高校までは教科書通り(=流れがわかる)だし、狭い教室だったせいかそこそこ分かっていたのですが…。あまりにも授業についていけなくなったので、人生初の情報保障も試しましたが合わなくて断念しました。なんやかんや豆腐メンタルが砕けて休学したものの、復学後は何故か頭の作りが変わったのかそこそこ理解出来てそこそこ良い成績をもらえました。
大学院では専攻を変えたため授業についていくのは大変だったが優秀な同級生のお陰もあって授業は何とかクリアー。修論も優秀な先輩や指導教官と自分がやりたい研究だったのもあって何とかクリアー。大学院ではあまり聴覚障害で苦労しなかったかな?外国人も多い学校だったので英語のコミュニケーションがまったく出来なかったけど。笑 片言、筆談、ジェスチャーで何とかなりました。
就職活動・就職
障碍者向けの就職活動サービスを用いて就職しました。学校推薦?もやったのですが、聴覚障害であることが伝わっていなかったのか面談で何もサポートが無く、聞き返ししまくったら不機嫌そうな顔をされて無事(?)落ちました。ご縁があって現職の会社へ就職。
 
就職先は、いわゆる特例子会社とかではなく一般の企業です。サポートを受けている、としたら電話対応をしない/議事録係りをやらない、くらいでしょうか・・・。聞こえをサポートする音声認識とかは使用していません。
 
ざっくりですが、追記は以上です。それぞれ詳細な内容はまた書きたいと思います。

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<自己紹介追記>お金に関すること

自己紹介にも記載しましたが、お金と使う事が好きです。お金を使うのが好き、になったのはここ最近です。前までは「貯金」までがモチベーションでしたけど今は「自分が欲しいと思った物・サービスに対して納得のいくお金を払う」事にまでモチベーションがあります。

 

現在の主な収入は、
・サラリーマンとしての給料
障害年金(これはほとんど資産形成に消える)
・株等の配当金や利子(微々たるものですが)
 
今は働いて年金ももらえるので色々ゆとりはありますが、大学・大学院時代は年金+貯金(時々バイト)で学費+生活費を賄っていたので学生のほうが金銭的にはつらかったはず。でも大きな買い物もする時期でも無かったため逼迫した感覚はありませんでした。また、このころは貯金がすきでほぼ使っていなかったと思います(モチベーションが「貯金」までだった頃)
 
社会人になって2~3年もほぼ↑のような状態でした。が、ふとスキンケアに目覚め、メイクに目覚め、世の中の流行に目覚め・・・た結果色々お金を使うように。で、こっちのほうが明らかに人生楽しい。いわゆる「病んでいる」系人間だったのですがそれが徐々に消えてなくなりました(時々はあります、時々は。人間だもの)。
 
こういった経験から座右の銘?といいますか思うのは、
「お金は使うためにある」
…当たり前やんけ!と言われそうですが。
 
ただ、今でも変わらないのはいわゆる浪費は嫌だし、メリハリはつけたいし、お金になりそう、逆に払う価値がありそうなモノ・コトには飢えているという感じです。これまでの知識や他の方のノウハウをブログを通して公開/吸収出来たらなと思います。
 
以上です。
 
 

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自己紹介

●ブログの紹介

ブログ名称:アラサー女×聴覚障害×お金時々趣味たまに仕事

コンセプト:以下3つをメインに更新したいと思っています
1. 聴覚障害に関すること
2. お金に関すること(節約、資産運用・・・
3. 仕事に関する事
 
●管理人の紹介:
<基本情報>
HN:でふ(聴覚障害者を英語で言うとdeafなので)
性別:女
年齢:ギリ昭和生まれの31歳
 
<聴覚障害に関すること>
種類等級:先天性感音性難聴(両耳) 2級
コミュニケーション:両耳に耳掛け補聴器着用し、口頭でのコミュニケーションが主(読唇80%、音20%でコミュニケーションをしている印象)
 
<お金に関する事>
仕事:部品メーカの企画開発職
年収:550~600万円
住まい構成:2LDKで2人暮らし(賃貸)
総資産:1100万円位(※ローン等無し)
貯めて、使うのが好き
 
<趣味に関する事>
料理:自炊がやっぱ安い
ファッション・美容:ファッションの方がお金を掛けたい。プチプラ/ハイブラ両方好きなのでメリハリつけたい
ドライブ:運転は苦にならない、近々使う大きな買い物は恐らく車購入。。
 
●一言:
35歳までに2000万円を貯めたい。
 

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聴覚障害者と公共機関と電話

先日は病院という世界での聴覚障害者からみた世界を記載しました。それ以外の場所だとどうなのか?を改めて考えてみました。

電車やバス
→普段は車なのですが、行き先によってはのります。電車は降りる場所が決まってるし、だいたいいつも同じ駅で降りるのであまり問題がないかな。旅行先、普段降りない駅を使うときは事前に何分に着くのかをメモしたり、電子掲示板をみてます。ただ電子掲示板はついてない電車や混んでると人の頭で見えなかったりします…。
バスは電車より難易度が高いです。バス会社によっては電子掲示板に表示される停留所の名前が、次に止まる所なのか?、バス料金がかわるところなのか?がわからない。京都市内のバスは次に止まる停留所の名前だったのでわかりやすかった。バスは電車よりもなんか苦手ですね。電車みたいに絶対に止まらないからかなぁ…。
一番公共機関で困るのは、有事の時の放送。急に止まって、放送が流れてるってのは分かるんですよ。ただ何を言ってるのかはわからない。すぐ動くのか、かなりとまるのか?電子掲示板がある電車なら、放送の内容を流してくれればいいのにって思います。普段はまぁすぐ動くでしょーと(信号待ちだったりでたいしたことがない事が多い)呑気なのですが、あまりにも長く止まる場合には周りの人に聞いて情報を得てます。


次に電話。
家で、なら電話が出来ます。ただしどこかにお問い合わせとかそういった話すことが決まってるパターンに限ります。友達と世間話の電話とかはほとんど無理です。どんな話をするのか?と全く予測が出来ないので聞き返しまくったり聞き間違えまくったりして話が進みません(笑)家族でも電話はほとんどしません。となるとやはり唇が見える事が重要なんだなぁとつくづく思います。ラインにテレビ電話が出たときは試してみましたが、うーん、て感じでした。確かに顔が見えるんですが、処理が追いつかないのか唇の動きが音と合っていない…。手話をメインにコミュニケーションをする難聴者はテレビ電話で手話を通して会話してたのを見たときは、こういう使い方してるんだ!とびっくりしました。

お問い合わせの電話で、聞き取れない場合は耳が聞こえづらいのでと大きくゆっくりはっきり話して下さい、とお願いすればたいてい対応してもらえますが、たまに対応してもらえないとイライラしてしまいますね…。苦笑

家にいる時に電話出来るならいいじゃんって思うかもですが、平日にしか問い合わせ対応してない所は有休とったときや連休のときにしかかけられません…。会社のトイレとかで試したのですが、やはりわずかながらに騒音がして聞こえない。今はメールやラインでの問い合わせもできる所があり、それはとても助かるので今後もっと増えてほしいなと切に思ってます。あと電話で苦手なのは自動音声対応。「〜の用件は1を押して下さい」みたいなやつ。あれも聞き取りづらくて何回も何回もかけ直したことがあります。自動音声ももう少し抑揚をつけてほしい。もしくは、だいたいホームページをみてから電話するので、ホームページに1は○○、とか書いときゃいいのにって思います。今度お客様の声で依頼してみようかな。

おわり

抜歯手術と聞こえづらい人

30年温めてきた親知らずを抜きました。真っ直ぐはえてるのだけど、微妙に埋まってて虫歯になりやすい状態になったので避けてきた抜歯を決意しました。

紹介状を持って大きい病院へ。前にも行ったことがあるがだいぶ前だしほとんど行かないので診察手順がよくわからない(大きい病院って独特のルールみたいなのあるよね)。中央受付で口腔外科にいってね、みたいなことを言われたらしいが、周りがうるさく聞き取れなかったため耳が聞こえづらいのでマスクとってくださいとお願いしてなんとか指示を聞き取る。ちなみに、医療機関ではマスクしてる事がほとわどなので聞き取れない場合は以下のように話して、自分が聞き取れるような環境?にしてる
・耳が聞こえづらいので、唇が見えるように話してほしい
(これでマスクをとってくれる人もいるが、え?って止まる人もいる。その場合は以下のように言うとだいたいマスクをとってくれる)
・自分は唇の動きで(何をいってるのかを)理解してる

口腔外科に移動して呼び出しを待つ。診察の呼び出しは電子掲示板みたいなので診察番号が出るので分かるが、看護師さんが診察事前に聞きたいことがある場合の呼び出しは口頭でなので聞き取れないことがある(これで、不在とみなされて診察が遅れたことがある。聞こえないのでって窓口に伝えてたのに…)。
診察では個室で静かな方なので診察はそんなに問題なく進む。なので、聴覚障害者は診察までが結構大変だよなぁといつも感じる。


上記が手術前の診察で、今日は手術当日でした。診察が始まると歯医者にある椅子みたいなのに座って口を開けるのですが、補聴器がややハウリングする。気になる、が、まぁ大丈夫でしょと思いそのまま。麻酔しまーすチクッとしますよ〜と言われた時に注射器が視界に入った。あんな形なんだ…と思いながら麻酔を受ける。チクッとはするが別に痛くない。むしろ…麻酔苦っ!の感情がでかい。麻酔が終わって麻酔がきくのをしばらく待つ。だんだん顎の感覚が変な感じになる。次に口の部分だけが空いたシートみたいなのを顔にかける。さぁ、これで視界が完全に塞がれたぞ。情報取得に欠かせない目という入力装置が大きく失われたぞ。ここからは、「何か」言ってる事はわかるが、「何を」言ってるかは分からないゾーンに入るぞ。
ここらへんが緊張のピーク。思い起こせば…先日仕事先で明日(今日)抜歯なので有休とったんですけど気が重いですって話をしたら、入院する人もいるとか歯をかち割るよねと煽られたなぁ…なんてことを反芻してたら、歯をグイグイ押されている感覚で現実に戻る。とにかくゴキゴキやられてる感覚。あ、分かったある程度歯を削って抜くのかな?なんて考えてたら…ハウリングが無視できないくらいしまくってる。ので、手を上げて一旦停止してもらって、補聴器の電源を切りました。手を上げたのは結局これだけだった。
再び始まるグイグイ攻撃。これは痛くはないが押されてる感がすごい。今は痛くないが抜く瞬間が痛いんだろうなぁ…と覚悟を決めまくってた。色々声は聞こえるがよくわからないのでスルー。ただ、一瞬先生が痛くないですか?といったのだけは聞こえた(恐らく、私に話すのと看護師さんに話すのとで喋り方を変えたんだと思う)。ウンウンって頷いて痛くないアピール。で、ちょっと間が空いた。怖いこの間。先生の位置が変わった?いよいよ抜くのかな…と思ってたら、ん?なんか糸っぽいのがあたっている感覚がする。んん?縛った?ガーゼぽいのをいれられて、噛んでくださいといったらしいがこれは聞こえなかったので、肩を叩かれてもう一度言われて分かったので噛む。顔の上にあったシートがとられる、視界復活。え?と思うと椅子を起こされ、台みたいなところに血まみれの歯が…。
え?と思ってると、終わりましたよーと。
ええええ?!全然抜いたの分からなかった…。

歯を持ってなにか言われたけどマスクしててわからなかったので上記のことを伝えると、歯こちらで処分しますか?だった…。お願いしますと答えたがせっかくだからもらえばよかったなぁ。
このあとは、今後の注意事項とかきいて終わり。
痛みのピークは二日後と聞いて恐れおののく。


聴覚障害者は、先生達が何を言ってるかは何もわからないから幸せなのだろうか。健聴者はそういうのを全部聞こえててどんな感覚なんだろう、と思った日でした。